たかだか映画だけど、されど映画。
全力で感情移入して見ていると、思わぬ結末にトラウマになることもある。
ちなみに、トラウマ映画に関してはこの本がおすすめ。
トラウマ映画館 [ 町山智浩 ]
posted with カエレバ
タップできるもくじ
26歳がえらぶ人生ベストトラウマ映画3選
ミスト
ある日、霧が街を覆うというストーリーなんだけど、結末がエグすぎて「二度と見ない」と誓った映画。
実は、スティーブン・キング原作の小説『ミスト』の結末は放り投げた感じの手抜きだ。
でも、映画は映画史上最高のトラウマエンドになっているので、これは原作の負け、映画の勝利だ。
バッドエンドどころの騒ぎではないこのエンディング。精神に余裕があるときに見てほしい。
恐怖の報酬
安全装置のないトラックでニトロを運ぶという話で、ちょっとでもトラックに衝撃を与えるとニトロが爆発してしまう。
普段は気にならないちょっとした道の凸凹が、爆発の危険を誘うんだ。
映画の全編を通して、「急にドカンと爆発するかも」というサスペンスが満ちていて、ハラハラしっぱなしで見れる。
たぶんカップルで見れば、「吊り橋効果」で仲良くなれるはず。
カップルでジェットコースターに乗れるお金がないなら、自宅で『恐怖の報酬』を見よう。
隣人は静かに笑う
ラストだけの1発ギャグ的な映画ではあるんだけど、かなりのリアリティーがある。
きっとこの手口で、無実の罪を着せられている人がたくさんいるに違いない。
ちょっと発想を回転させれば、罪を着せるのはぜんぜん難しくない。
法医学者の上野正彦さんは、「死体は生者よりも雄弁に語る」と言っているけど、死体がなくなればなにも語ることはなくなる。
完全犯罪を遂行したいなら、死体を跡形もなく消すのがおすすめ。
コメント