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2022年読んでよかった本10冊

【書評】2021年11月発売のおすすめビジネス書3冊

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今月の時事ニュース

「タテ社会の人間関係」の著者として知られる東京大学名誉教授の中根千枝さんがなくなった。

 

 
サラリーマン必読の書らしいんだけど、まだ読めてない。
 
 
読まなくてもなんとなく内容はわかる気がするけど……。
 

今月の俺ニュース

半導体メーカーに転職後、1ヶ月経ったので初任給が振り込まれた。
ただし、問題は初任給がたったの16万円だったことなんだ。
 
 
まあ、最初の1ヶ月は「残業ゼロ&座学での研修」だったから、それで16万円もらえるなら、むしろありがたいんだけど。
 
 
ホリエモンが、

「手取り14万?お前が終わってんだよ」

━━と言ってたけど、大卒25歳男の手取りが16万円もなかなかに終わってる。
 
 
ということで、お金との付き合い方を少し見直した。
詳しくは別記事で。

ぼっちボート【潜入中】
【ホリエモンに反論】初任給が手取り16万円だったけど10万円貯金できた理由【社員寮は節約できる】 | ぼっ... 転職してから初の給料日が来たので、ここで報告したい。  結論から言うと、 初任給はたったの手取り16万円だったけど、10万円近く貯金できた。 ホリエモンが「手取り14万?...

 

【書評】2021年11月発売のおすすめビジネス書3冊

ジェイソン流 お金の増やし方

どんな本?
「「Why japanese peopleeeee!?」の目線から、日本人のお金の使い方にツッコミを入れる本。

 
「Why Japanese people!?」でおなじみの厚切りジェイソンさんによるマネー本。
  
 
本書での彼の結論はこう。
結論

  • 投資すべきは米国株。中国株は中国政府の規制が不安だからおすすめしない。
  •  

  • 投資の方法は、「投資信託」がおすすめ。「個別株」はおすすめしない。
  •  

  • 投資先は、インデックスファンドに「長期・分散・積立」投資をするのがおすすめ。

俺も去年から米国株のインデックスファンドに月に8万円くらい投資してるんだけど、2022年1月現在、8,000円くらいのプラスになってる。
 
 
俺の身の回りを見ても、iPhone、MacBook、DELLのモニターなど、アメリカ製品ばかりだし、ネット上のサービスもGoogle、Amazon、Netflixを始めとして、アメリカ企業のサービスばかり使ってる。
 
 
さらに言えば、VISAやMasterCardなどのクレカを使えば使うほど、アメリカに手数料が入る。
 

アメリカ最強すぎ。もはや日本はアメリカの下請け。

 
暴落することもあるだろうけど、長期的には米国株は上昇トレンドになり続ける可能性が高い。
 
 
ということで、俺もジェイソンに乗っかって、米国株に「長期・分散・積立」投資を続けるつもり。
 
 
積み立てNISAを使えば20年間は利益が非課税になるし、最大でも月に3万3,333円の投資だから、それほどの負担にはならない。
 
 
ぜひみなさんも将来に備えて、投資を始めよう。
 
 
「いまだにお金は全額銀行に貯金する教の信者」が多い日本人だから、銀行預金をやめて米国株に投資するだけで一歩リードできるはずだ。
 

 

 

 
意外なことに、ジェイソンさんは仮想通貨には投資していないらしい。
 
 
その理由の一つを引用しておく。

現在取引されている 仮想通貨がこれから50年後も残っているかと考えたときに、残っていると思えないから投資はしない。
 
現在、時価総額2位のイーサリアムにはスマート・コントラクトという仕組みがあるのだけれど、これは「ある条件を満たせば、誰かの許可を得なくとも、自動的に契約内容を実行してくれる」というもの。
 
例えば不動産の売買で契約書や登記簿のやりとりをしなくても、スマート・コントラクトなら取引の記録が全て残るから契約書を作成したりする手間が省けて、トラブルなく売買が簡単にできる、そんなものなんだ。
 
僕はこの機能自体はビジネスの発展にひと役買うと思っている。でも、こういった便利な機能は、最終的に国が発行しようとしている「デジタル通貨」に組み込まれ、イーサリアム自体もなくなるような気がしている。
 
実際、中国では世界に先駆けて法定通貨のデジタル通貨・デジタル人民元の実用化が進んでいると言われている。
 
これに対抗してアメリカも間違いなくデジタルドルの実用化を進めるはずだ。
 
そうなると結局、ビットコインやイーサリアムといった仮想通貨は近い将来なくなるように思えてならない。

 
米国株のインデックスファンドに比べると、仮想通貨への投資は不確定要素が大きくリスクが大きいらしい。
 
 
「初心者はとりあえず、米国株のインデックスファンドに投資。仮想通貨はやめとけ」
 
というのが、ジェイソンさんの結論でした。

Amazon Mechanism (アマゾン・メカニズム)

どんな本?
イノベーションを生み出し続けるAmazonの秘密が書かれた本。

 
「日本の会議は茶番だ」と言われるのは、根回しがあるから。
 
 
会議が始まる前に、出席者にすでに了承を得てるから、会議は儀式でしかない。
 
 
根回しを受けて事前に承諾してしまった出席者は、会議中に見解が変わったとしても意見を変える事は難しくなる。
日本の根回し文化はイノベーションを阻害するんだ。

でも、Amazonには根回しの文化がない。
 
 
アマゾンでは日本の会議でよくあるような箇条書きのPowerPointは禁止されており、意見は全て文章で表現しないといけないらしい。
 
 
しかも事前の根回しもないから、ぶっつけ本番の会議になる。
だから、イノベーションが生まれるらしい。
 
 
会議の前の根回しはマジで茶番なんだよな。

2030 半導体の地政学

どんな本?
「半導体を制するものが世界を制する」と言われるほど重要な半導体の勢力図が知れる本。
 
半導体にかけては1980年代は日本がトップだったのに、今や完全に衰退してしまった。

 
世界最大の半導体受託製造企業として、台湾にTSMCがある。
 
 
TSMCは化け物のような企業で、世界中の半導体企業から生産を委託されている。
 
 
世界中の半導体企業はTSMCがないとまともに半導体を生産できない。
それくらい、TSMCの生産力は化け物らしい。
 

 
世界中が台湾のTSMCに半導体の生産を依存しているので、もし台湾が中国に侵攻されたら、世界中が影響を受けることになる。
 
 
ていうか、TSMCに半導体の生産を委託するのは高リスクなんだから、自社で半導体を作れるようにするしかないよなあと思う。
 

Kindle本を出版しました

Kindle本発売中

半導体メーカーに潜入して3ヶ月のアメリカ出張に行った時の暴露話を書きました。

・海外出張に興味のある人
・英語に興味のある人
・半導体工場で働いてみたい人

こんな人は読むと役に立つはずです。

タロン
・1996年生まれ
・気に入った本を紹介します
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