今月の時事ニュース
毎年12月に発表される今年の漢字は「戦」だった。
ロシアのウクライナ侵攻という戦争があったので、この漢字になったらしい。
でも、戦争を表すなら「殺」とか「虐」とかの方がふさわしい気がするけど、さすがにおっかなすぎてそんな漢字は使えないのかもしれない。
俺の今年の漢字は「独」。
東京の事故物件に上京してから、孤独が続いているけど、仕事の勉強に没頭することで孤独をまぎらわせている。
今月の俺ニュース
大晦日に風邪をひきました。
大都会の一人暮らし事故物件で風邪をひくと、「咳をしても一人」という尾崎放哉の自由律俳句が身に染みる……

【書評】2022年12月発売のおすすめビジネス書3冊
調べる技術
元国会図書館司書が書いた、情報を調べるための方法を網羅した本。
けっこうガチ向けでむずかしめ。
図書館を使い倒す方法が伝授されてて、かなり難しくて初心者が読むにはつらい印象。
本書で、調べ物をする時に役にたつサイトがいくつかあったので、紹介する。
NDL人文リンク集
名称が「人文」となっているが、社会科学、自然科学を除く全部的リンク集といったところが正しい。
特に図書館学でいう「総記」゠どんなジャンルにも使えるものが含まれているのがミソ。
ちなみにリサーチ・ナビとは国会図書館で今は廃止された国民向けレファレンスの部局がやっていた
DB などの置き場と考えてよい。
キーワードの検索回数の推移は2004年以降だけで、最近開発されたNDL Ngram Viewer (次
ぎデジの用例数解析)も、戦前しかデータがまだないに等しいので数十年~百年単位のトレンドがわからない。
Googleブックス
しかし、この古めのGoogle ブックス日本語本、読むには堪えないのだ。
理由は2つ。ひとつは出版社、著作権者相手の訴訟で、Google ブックスはあくまで索引だと言い張らねばならなかったから。全文が検索はできても、全文をちゃんとは読めないようになっていなくてはならないらしい。ちゃんと読めるとただの(?)電子書籍になってしまう。
それで、全ての本文は検索できるが、本文自体は「限定表示」(「スニペット」 表示とも呼ばれる)になっている。
また、これはあまり指摘されないのだが、限定表示されるテキスト文は、センテンスを切らないようにして、同じページ内で適当に前後を入替えたりしているようだ。限定表示のテキスト文をそのままコピペして引用するのはちょっと危ない。
Googleブックスはページが入れ替わってたりするので、そのまま引用するのは危険らしいことに驚き。
Googleブックスは書籍の内容が限定表示されてるんだけど、そのまま引用するのは危険とのこと。
— タロン@ぼっちボート (@shin_taron) January 8, 2023
>限定表示されるテキスト文は、センテンスを切らないようにして、同じページ内で適当に前後を入替えたりしているようだ。限定表示のテキスト文をそのままコピペして引用するのはちょっと危ない。
ゆるい職場-若者の不安の知られざる理由
2016卒以降は就活がかなり変わり、ゆるい職場が増えたことがわかる本。
ゆるい職場が増えたと言われるけど、それは間違いではないらしい。
2015年に若者雇用促進法が改正され、職場情報を積極的に開示しないといけないようになった。
突如として、新卒者の早期離職状況、平均勤続年数、人材育成に関する情報 (研修やメンター制度の有無等)、前年度の月平均所定外労働時間(残業時間)や有給休暇取得日数、育児休業取得者の男女別人数、役員や管理職に占める性別割合などを開示しないといけなくなったのだ。
このおかげで、2016卒以降の就活は、学生に有利になった。
2016卒以前はここまで詳しく会社の残業時間がわからなかったらしく、2016卒の学生はこんなことを言っている。
「(2015卒以前の学生は)残業時間や育休取得率がわからないのにどうやって会社を選んでいたんですか?」
俺は2018卒でろくに就活してなかったけど、2016卒以降の就活はかなりやりやすくなっていたのだ。
ちゃんと就活しとけばよかった。
『ゆるい職場-若者の不安の知られざる理由』
— タロン@ぼっちボート (@shin_taron) January 2, 2023
少子高齢化で若者が貴重になったせいで、若者が「丁寧に」扱われるようになった職場を「ゆるい」と不満を漏らして辞めていく若者という構図が皮肉だなあ。
でも、ゆるい職場で働きながら、浮いた時間で副業をするのが最適よhttps://t.co/TCshr5GqD9
歌舞伎町と貧困女子
俺は東京に上京してからまだ一度も歌舞伎町には行ったことがないし、行く用事もないんだけど、歌舞伎町は異世界らしい。

女性を戦略的にたらしこむホストには、いろんな戦略があるらしい。
まず本命のカノジョと思い込ませる「本営」、イチャイチャしたりデートしたりする「色カノ」、
『歌舞伎町と貧困女子』より
セックス目的の「ヤリカノ」、家を提供してもらう 「家カノ」、 店に呼ばれることのない「本カノ」、ホストがしんどいことや苦しいことをアピールして同情を誘う「病み営」、友達付き合いする「友営」、女性を育てる「育て営」、営業目的に同棲する「同棲営業」、 将来的に結婚を約束する「結婚営業」などがあるという。
家庭環境が悪く、まともな教育を受けられなかった若い女性は、身体を売ってお金を稼ぐ。
性産業に従事すると、男性の悪い側面ばかり見ることになるし、自分が奉仕するだけの一方的な関係になってしまう。
その不満を解消してくれるのが、言葉で女性を気持ち良くするホストらしい。
非モテの男が女性に払ったお金は、最終的にモテ男であるホストに流れているんだ。
非モテは女性を仲介にしてモテ男から搾取されている。
男が売春に使ったお金は、ホストに流れている。
まさに、すべてのお金はホストに通ずの状態。
『歌舞伎町と貧困女子』
— タロン@ぼっちボート (@shin_taron) January 2, 2023
大久保公園のあたりに立ちんぼが等間隔に立ってる感じ、なんか既視感あるなぁと思ったら京都の鴨川だったわ。
鴨川はカップルが等間隔でショーケースみたいに並んでるんだよな。https://t.co/hvj9H1UuSc
コメント