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2022年読んでよかった本10冊

【難易度別に紹介】論破王ひろゆきのおすすめ本ランキング

ひろゆき おすすめ 本

若者の間でひろゆき氏が人気になっているらしい。
 
 
なぜ若者がひろゆきに夢中になるかを聞いてみると、

うっとうしい大人たちが、ひろゆきに論破されているのを見るのが気持ちいいから

━━らしい。
 
 
若者が言葉にできないモヤモヤをひろゆきは誰にでもわかる簡単な言葉にして、若者をだまそうとする大人たちを論破する。
 
 
若者に代わってひろゆきが代理論破しているようなものなので、論破のヒーローとしてひろゆきは若者にも人気らしい。

と言っても、ひろゆき本人も言っているように、相手を論破したところで人間関係が悪くなるだけでなんのメリットもないので、ひろゆきをマネすべきではないと思う。

今回は、そんなひろゆきのおすすめ本を紹介しよう。
 
 
【難易度別に紹介】とタイトルに書いたけど、ひろゆきの本はぜんぶ簡単なので、難しい本はなかったわ。
 

タップできるもくじ

初心者向け

1%の努力

 
ひろゆきの自己啓発本っぽい内容の本です。
 
 
自己啓発本は好きではないのですが、本書はけっこう響きました。
 
 
ひろゆきは、こう言います。

100%の努力を言い出す人を認めてしまうと、人にそれを押し付けることも容認することになってしまうので、僕は徹底的になくしたい。その押し付けによって、パワハラや過労死が起こるからだ。

 
思えば、ひろゆきは1976年生まれの就職氷河期世代なのです。
 
 
努力よりも、ひらめきや創造力でのしあがってきた人って感じがしますね、ひろゆきは。
 

叩かれるから今まで黙っておいた「世の中の真実」

 

2ちゃんねるの創設者として有名なひろゆきの最新本です。
 
 
「子供の学歴は親の収入で決まる」など、まさに世間から叩かれそうな不愉快な事実がたくさん書かれています。
 
 
僕としては、本書で紹介されていた、ハーバード大学とプリンストン大学が共同で行った実験が衝撃的でした。
 

実験の内容
ニュージャージー州にあるショッピングモールの駐車場で、富裕層と貧困層を対象にした実験。
 
 
ショッピングモールに買い物に来ていた人たちに「あなたの車に不具合が起きている」と修理にお金がかかることを伝えた後で、知能テストを受けさせる。

 
 
実験の結果
1度目は、「あなたの車の修理に300ドルほどかかります。ただし、自動車保険が適用されて負担は半額で済みます。修理しますか?それともまだ様子を見ますか?」とたずねる。
 
 
➡︎この場合、工面するかどうか検討しなければならない金額は150ドルなので、決して高い値段ではない。
 
 
 
 
2度目は、「あなたの車の修理に3000ドルほどかかります。ただし、自動車保険が適用されて負担半額で済みます。修理しますか?それとも様子を見ますか?」とたずねる。
 
➡︎この場合、工面するかどうか検討しなければならない金額は1500ドルなので、かなり高い値段になる。
 
 
➡︎2度目の質問をたずねた後で知能テストを行うと、富裕層は変化がなかったものの貧困層の成績は著しく低下した。

 
この実験結果からわかる残酷な事実は、つまりこうです。
 
貧困層にとって、1500ドルはあまりに大きい金額であり、動揺して頭が混乱してしまい、知能が低下したと思われる。
 
 
お金のことで頭がいっぱいになっていると判断力が弱り、損をしやすい。
 
 
つまり、貧乏であるがゆえに間違った判断をしがちだということ。貧乏な人は、貧乏であることが理由でどんどん貧乏になっていく。

 
━━うーん。胸糞悪い結果ですね……。
 
 
世間には、お金がなくて判断力が弱っている人たちを狙い撃ちにしたビジネスがたくさんあります。
 
貧困ビジネス」などは、まさにこれでしょうね。

 
僕は貧乏自体が悪いとは思わないのですが、だまされない程度のお金は持っておきたいな……と思ってしまうのでした。
 


 
 
 
そういえば、ひろゆきがこんなツイートをしてましたね。


 
 
コロナに感染する可能性の高い場所として「満員電車」を挙げてしまうと、経済活動に支障が出るから誰も言わないようにしていたんでしょうね……。
 
 
こういう「言わぬが花」という暗黙の了解を、ひろゆきはぶち破ってくれるので見てて気持ちいいですね。

無敵の思考

 
ひろゆき流の無敵の思考とは、

ちょっと、ズレた考え方をすることです。

 
たとえば、ニートをしていた時期があるけど、履歴書に空白期間を作りたくないとしますよね。
 
 
そんなときは、ひろゆきの言う方法をやってみてもいいかも。

職歴を埋める一番良い方法は会社を作ること。法務局に行って手続きをする。合同会社であれば6万円くらいあればとりあえず会社を作れる。
 
資本金が少なすぎると銀行から信用されなくてお金を融資してもらえないこともあるが、職歴を埋めるためだけの会社ならオッケー。会社を持っていると法人税がかかるが、仕事さえ決まったら会社をたたんでしまえばいい。

 
──たしかに、履歴書の空白期間を聞かれても、「自分で会社作って活動してました」と言えば、けっこう印象がいいのではないでしょうか?
 
 
少なくとも、会社設立という面倒な手続きをできるくらいの、事務処理遂行能力があると評価してもらえそうですしね。
 
 
べつになにも活動をしていなくて家でゴロゴロしているだけでも、「会社を持っている」というだけで、印象はよくなるはず。
 
 
案外、社会はこんなもんです。ズレた考え方、大事。
 

僕が親ならこう育てるね

どんな本?
「ひろゆきがもし親だったら?」という仮定で書かれたひろゆき流教育本。

 
ひろゆきは本書では一貫して、
育児はもっと手抜きしていい。

━━と言ってて、確かに日本は父親が育児に参加しない分、あまりにも母親に負担を押し付けすぎてるのはあなたもご承知の通り。
 
 
というか、女性の全員が育児に向いてるわけない。
 
 
そこで、ひろゆきは、

「産む役割」と「育てる役割」を分けた方がいい。

━━と言ってる。
 
 
子供を産んでみたものの「自分が育児に不向き」だとわかれば、気軽に赤ちゃんポストとかに赤ちゃんを預けられる社会の方がいい。
 
 
「子供は母親の手で育てるべき」という神話は世の母親にとって害悪だし、そんな神話を信じるから子供と心中してしまう母親も出てきてしまう。
 
 
育児はもっと手抜きしていい。
 
 
世の母親が読むと気持ちが軽くなる本だから、女性にぜひおすすめしたい本。

働き方完全無双

 
ひろゆき流の働き方解説本です。
 
 
個人的に勉強になったのは、自分の会社を持っておくと何でも経費にできるということですね。
 
 

おいらは「著述業」もやっているので、経費で落ちないものがほとんどありません。海外に旅行したことも、イベントで話したりブログや書籍に書いたりするので、旅行代も経費になります。

 

本業作家でなくても、ブログを書いて広告を貼っておいて、月に数百円が入ってくるだけで著述業は成立します。YouTuberでも、動画を上げて10円でも収入があれば職業としては映像作家になります。

──たしかに自分で会社を持っておくと、なんでも経費で落とせるんですよね。
 
 
起業しておくとなにかと得です。(僕も近いうちに起業したい)
 

論破力

 
ひろゆきの論破術といえば、

それ、あなたの感想ですよね?

 

なんか、データとかあるんですか?

 

「はい」か「いいえ」で答えてください。

──このような、キラーフレーズがあります。
 
 
特に、「『はい』か『いいえ』で答えてください」と言われて、答えられないとなると、視聴者の目にはこっちが負けたように見えますからね。
 
 
本書は、論破方法がいろいろ書かれてあって、特に「勝間さんVSひろゆきの論争」のことについて書かれている章は参考になりました。
 
https://www.youtube.com/watch?v=v6EnQgM_rbg&pbjreload=102&ab_channel=tknk
 
 
ただし、ひろゆきの使うこういう論破フレーズは、取扱注意です。
 
 
なぜなら、

ひろゆきは、あくまで視聴者にエンターテインメントとして見せるために、論破しているからです。

 
観客もいない一般人が、ひろゆきの論破フレーズを使ったところで、ただの「ウザい奴」になってしまうので、普段は論破なんかしようとせずにみんな仲良くやりましょう。

僕が2ちゃんねるを捨てた理由

 
タイトルは、『僕が2ちゃんねるを捨てた理由』ですが、肝心の2ちゃんねるを捨てた理由は、

2ちゃんねるを捨てた理由
2ちゃんねるを譲渡、つまり手放した最も大きな理由は、2ちゃんねるの運営に関して僕のやることがなかったから。
 
記事の削除やIPアドレスの制限、苦情が入ったり殺人予告が行われた時にアクセスログを提出するという作業にシステム化されていた。
 
➡︎そんな作業に飽きたので、2ちゃんねるを実験的に手放してみた

 
──ということらしいです。
 
 
「裁判の訴訟から逃げるために2ちゃんねるを捨てたのでは?」と言われていましたが、ひろゆきによると、単に「飽きたから」ということだそうです。
 
 
本書の前半は、2ちゃんねるを譲渡した経緯が書かれているのですが、後半はテレビに人気がなくなった原因について考察しています。
 
内容とタイトルがあんまり噛み合ってません。

 
少しタイトル詐欺な感じがするので、読むときは注意!

自分は自分、バカはバカ。

 
こちらは、相手をスルーするための方法、いわゆるスルースキルについて書かれています。
 
 
本書を読んで思いましたが、他人から説教された場合、なにか反論しておいた方がいいですね。
 
 
スルースキルは大事ですが、なにも反論しないと相手をつけあがらせるだけです。
 
 
ちょっと牙をむいて反論しておくと、相手もそんな人に関わるのはめんどくさくなるので、相手の方からスルーしてくれますよ。

これからを生きるための無敵のお金の話

 
誰も無縁ではいられない「お金」についての話です。
 
 
高度経済成長期の頃であれば、払った税金が高速道路になったり新幹線になったりインフラに使われていました。
 

税金を払えば払うほどインフラが目に見えて良くなっていくので、税金を払いたい人が多かったんですね。

 
しかし、今の若い人が働いて納めた税金は、ほとんど高齢者の医療費に使われてしまいます。
 
 
なので、若者は税金を払っても、社会がよくなっている実感を得にくいんですよね。
 
 
働いたお金を高齢者の福祉に使われるのはちょっと……。と多くの若者は思っているんですよね。ムズカシイ問題です。
 
 
「税金なんて払いたくない!」という若者がいても、まあ無理もない。
 
 
ただし、ひろゆきはしっかり年金を払っているそうです。
 
なぜなら、
ひろゆきが年金を払う理由
年金を払っていないと「障害年金」がもらえなくなるから。

 
たとえば、事故で親指を失ったとすると、傷害年金で月に10万円くらい手当てが出るそうです。
 
 
しかし、年金を払っていないと、この手当てが支給されないらしい。
 
 
いつ事故に遭うかわからないので、年金は払っておいたほうがいいみたいですね。

ラクしてうまくいく生き方

 
最近、YouTubeチャンネルの登録者がうなぎ上りのひろゆきによる「人生を楽に生きる」ための提言書。
 
 

「金持ちにはいちいち嫉妬して引きずり下ろそうとするのではなく、おだててお金を使わせたほうがいい」

 

「他人から舐められる立場のほうが、同情が集まるし、嫉妬にあうこともない」

 

━━など、相変わらず斜め上からの(だけど妙に納得する)意見がたくさんです。
 
 
個人的には、ひろゆきは本よりも彼がYouTubeでしゃべっているのを見る方が説得力があるのですけどね。
ひろゆきは自身のYouTubeチャンネルで、視聴者からの人生相談に淡々とテンポよく答えるという内容をやっているので、イヤホンつけて聞くとちょうどいい音声学習になるのでおすすめです。
 

なまけもの時間術 管理社会を生き抜く無敵のセオリー23

  • 時間はきっちり守るけど、成果は出せない人
  •  

  • 時間は守らないけど、成果はきっちり出す人

どう考えても後者のほうが優秀だよねってことなので、「時間を守ることに価値がある」と考えている人はヤバい。
 
 
ひろゆきはよく遅刻をする遅刻魔ですが、成果を出しているので仕事には困ってないよね。

対談本

ホリエモン×ひろゆきやっぱりヘンだよね

 

Facebookストーカー殺人……SNSは規制すべきなのか?

 

北朝鮮のミサイル問題は?

 

日本でカジノを解禁すべきなのか?

──などなど、若者文化から政治経済まで、ホリエモンとひろゆきが50個のテーマについてしゃべり倒しています。
 
 
二人ともそういう性格なので、けっこう極論が多い気がしますが、だからこそ楽しんで読めます。
 
 
特に、SNSは規制すべきなのか?問題については、深刻です。

 
 

ひろゆきによると、「韓国はネットを使うときに登録制なので実名が分かるが、ネット犯罪は減っていない」そうです。
 
 
単に、インターネットが登場したことによって、元からあるいじめなどが可視化されただけってことなんですかね……。これもムズカシイ問題です。

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