社会的に成功している人は、語彙力が豊富な人が多い。
成功するために様々な本を読む彼らは、自然と語彙力を身につけていくんでしょうね。
僕から見ても、複雑な概念を一言に変換してしまえる語彙力を持っている人はカッコいい。
「ほら、大企業で下っ端になって雑用して働くより、中小企業で出世して役員になった方がいいじゃん」
という語彙力不足の発言を、
「なるほど、鶏口牛後だね」
と一言で要約してしまえる語彙力を持つ人は、頭がいいなあと感じます。
語彙力を上げるにはもちろん読書すればいい。
でも、その中でも特に「類語辞典」をオススメしたい。
今日の+αは類語辞典です。
相手のスピーチを褒める時、なんて言う?
上司や先輩が、何かの会合でスピーチをしたとしましょう。
後輩であるあなたは、そのスピーチを褒めないといけません。
何と褒めればいいのでしょう?
語彙力不足の人は、「よかったです」とか「おもしろかったです」などの小学2年生並みの褒め言葉しかでてきません。
こんなんじゃ相手の胸には響かないよね
ためしに類語辞典を使って、褒め言葉を探してみましょう。
僕が使っているのはこれです。
辞典の最初の方のページに索引があるので、そこから褒め言葉っぽいやつを探せばいいです。
すると、たくさんの褒め言葉が出てきます!これを参考にすれば━━
- 「立て板に水のスピーチでした」
- 「雄弁なスピーチでした」
- 「弁舌巧みなスピーチでした」
━━というように、多彩な褒め言葉を考え出すことができます。
語彙力がアップすると褒め上手になれますよ!
語彙力が増えると読書が楽しくなる
語彙力が増えると読書そのものが楽しくなるし、何より読むスピードが急上昇します。
思い出してみれば、小学生の頃って国語の教科書の文章なんてぜんぜんスラスラと読めなかったですよね。
でも一定の語彙力がつくと(それまでがしんどいけど)急にスラスラと読めるようになります。
たとえると、自転車みたいなものです。
ペダルをこぎ始めるとき(語彙力を増やし始める時期)は、力が必要でとにかくしんどいですが、いったんスピードにのってしまえば後は楽になります。
日本の作家で、豊富な語彙力を使って本を書いていた人というと、やはり三島由紀夫でしょうか。
彼の小説は、日本人であるはずの僕らが聞いたこともないような素敵な言葉の宝庫です。
語彙力に自信がある人にとっても、彼の小説は知的好奇心を刺激するでしょう。
ブログのお供に類語辞典
ブログなどで文章を書いていると、他に表現が思いつかなくて、同じような言葉が連続することってありますよね。
そんな時こそ、類語辞典を使うべきです!
でも、難しい言葉を使えばいいってものじゃない
勘違いしてはいけないのは、難しい言葉を使えばいいってわけじゃないことです。
特にビジネスの世界では、伝わりやすさが命なので、 いくら語彙力が高くても無駄にこねくり回した文章はNG。
語彙力が高くなると、それを自慢したいがためにやたらと難しい言葉を使いたがる気持ちは分かります……。
でも、会話はキャッチボールなので、ピッチャーがどれほど強いボールを投げても、キャッチャーが受け取れないと無意味です。
相手の語彙力に合わせた会話をするべきです。特にビジネスの世界では。
まとめ
今回は僕の使っている類語辞典を紹介して、語彙力について思うことを書きました。
類語辞典はパラパラめくっているだけで、新たな語彙に巡り会うことができるのでおすすめですよ!
コメント