ホラーは好きなんだけど、さすがに2時間のホラー映画をじっくり見てる余裕はない。
 
 
そこで、今回は短時間でサクッと見れるおすすめのショートホラーのみに絞って紹介しよう。
 
 
クソデカ音量にびびる場合もあるので、イヤホン視聴や大音量スピーカーでの視聴はおすすめしない。
 
- 数分以内、長くても10分以内。
 - 英語がわからなくても楽しめる。
 - 展開にひねりのきいた意外性のあるショートホラー。
 
━━この3つの条件に絞って、俺のおすすめのショートホラーを紹介したい。
YouTubeで無料で観れるし尺も短いので、ぜひだまされたつもりで観てほしい。
びっくり系ショートホラー
Pictured
 
これが俺の一番おすすめしたいショートホラー。
 
 
タイトルは「Pictured」。
 
 
Pictureには「絵に描く」という意味があるんだけど、その過去分詞形になってるから、「絵に描かれた」みたいな意味になるんだろうか。
 
 
わずか3分の動画だけど、構成がうますぎる。
 
- 意外性
 - わかりやすさ
 - 日常で起こりそうなリアリティー
 
━━ホラーはこの3つの要素を満たしてないとおもしろくならないと思うんだけど、このショートホラーは完全にこの3つを満たした黄金ホラーだ。
一言のセリフもないけど、それでも全世界普遍的に意味が通じる構成のグローバル感。
もはや、これは神話だ。
MAN ON A TRAIN
 
タイトルは「MAN ON A TRAIN」(電車の男)。
 
 
電車内で不気味な男が近づいてくるんだけど、怖い人と目が合った時の描写がリアルでいい。
 
 
日本人はとりわけシャイで他人と視線を合わせる時間が少ないんだけど、恐怖体験に巻き込まれたくないなら、むやみに他人と目を合わさない方がいいのかもしれない。
 
 
floor9.5
 
タイトルは「floor9.5」(9.5階)。
 
 
10階と9階の中間でエレベーターが止まってしまうんだけど、そこには謎の人がいて……という話。
 
いや、ムーンウォークすればよかったやん!
 
これが見終わった後の俺の感想。
 

ムーンウォークしてれば助かったのに……
画像はこちら
より引用。
何言ってるかわからないと思うけど、見ればわかるはず。
The Black Hole
 
「ブラックホール」というタイトルなんだけど、これは世にも奇妙な物語のテイストでおもしろい。
 
 
度を超えて強欲になったせいで身を滅ぼすというストーリーはたくさんあるけど、これは3分でそれをうまくまとめてる。
 
Smiling Woman
 
タイトルは「Smiling Woman」(笑う女)。
 
 
黄色のドレスに身を包んだ女性が「感染源」で、襲われた女性も感染源になってしまう。
 
 
実は、part1〜part6まであって、リレー形式で「感染源」が交代していくというショートストーリーの連鎖のような構成になっている。
 
 
感染源の女性が非人間的なカクカクの動きをしているのは、日本の有名ホラーの「呪怨」の伽耶子とそっくりで怖すぎる。
 
 
それにしても、ホラーはなんで女性が幽霊役の方が圧倒的に怖いんだろう?
 
 
長い髪からくる不気味さからだろうか。
 
Omegle
 
「Omegle」というのは、登録不要で他のユーザーと交流できる無料のオンラインチャットサイトなんだけど、日本人はほぼ知らないと思う。
 
 
これもひねりが効いてておもしろいし、ラストは怖い……けどちょっと笑ってしまった。
 
 
以下ネタバレ。
 
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ラストはSSDらしき外部ストレージに人間が入れられてるみたいなんだけど、あのサイズのSSDだからたぶん1TB〜3TBくらいありそう。
 
 
ということは、人間一人を閉じ込めるのに必要な容量はその程度なんだろうか?
 
 
仮に人間の情報量を数値化した場合、何GB、あるいは何TBになるんだろう。あるいはもっと情報量があるんだろうか?
消えない
 
日本のショートホラーなんだけど、これは脚本の勝利。
 
 
恐怖と笑いは意外と近しい関係にあることを教えてくれる。
 
 
ラストシーンは笑う人もいれば、怖がる人もいると思う。
俺は笑ってしまったけど、あなたはどっちだろう。
 
【まとめ】ホラーは神話
ショートホラーをたくさん観て思ったけど、
文化によって笑いのツボはけっこうちがうけど、恐怖という感情は人類普遍的な気がする。ホラーは神話に近い。
だから、ショートホラーはセリフがほぼなくても成立するし、どの国の人間が見ても、たぶん未開の部族が見ても怖いと思うんだろう。
ホラーは英語を超えた世界共通語なのかもしれない。

 
			




		
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